脊椎矯正治療について3
2019/05/17
脊椎矯正治療をして良くなっても、今までと同じ悪い姿勢をしていれば、よくならない。治療中に意識して姿勢を修正していく必要があります。脊椎矯正をして脊椎間のズレ(歪み)は1回で最大1ミリ前後くらいしか矯正できないので良い姿勢を心掛けて頂くこと 。無理なく早くよくするには、できるだけ毎日(少なくとも1日間隔で)治療を続けて 痛みが取れても慢性腰痛の方の場合は慣性の法則(もとの状態に戻ろうとし易いから)が働くから 痛みが取れるのに掛かった日数の半分くらい治癒すれば腰痛から遠ざかります。
例えば砂山に真っ直ぐの棒を斜めに立てて置くと、いずれは倒れてしまいますが、斜めから修正して真っ直ぐに立てれば倒れにくい状態が継続できます。これが人体の場合は斜めの時は筋肉で支える為いずれは筋肉痛が起きます。これを痛くない状態まで治療したとしても、この状態は治療すればより良い状態になるけれども、これでやめてしまえば また悪くなる可能性があります。つまり、弥次郎兵衛の様な状態であるから痛くなくてももう少し治療を継続すれば、慣性の法則は働かなくなるから症状は出なくなります。この状態が治癒であります。